質問の種類

質問には種類があります。

 

(1)全体質問

 

全体質問とは、参加者全員に対して行う質問です。

特に答える人を指定しないで、全員に考えさせることを目的とし、質問をするときは全体質問から始めます。

 

(2)指名質問

 

特定の参加者を指名して答えさせる質問です。

全体質問のあとに手をあげてもらい、指名するというのが一般的な手順です。

また、よく理解している人、その分野について知っている人を指名する場合もあります。

 

(3)リレー質問

 

インストラクターに対して質問があった際、それに直接答えずに、他の参加者に答えさせる質問です。

特に正解が1つではないケースでは、他の参加者にもその質問について考えてもらう効果もありますし、課題に関して理解を深める学習の機会にもなります。

 

「Aさんの質問に対して、Bさんはどのようにお考えになりますか?」と質問をリレーしていきます。

 

(4)投げ返し質問

 

インストラクターに質問があった場合、質問した本人に投げ返す質問です。

 

参加者自身が、答えを持っていて、質問をしてくる場合、さらにその課題について迷っていてインストラクターに尋ねたいという場合は、投げ返し質問が効きます。

「Aさんご自身は、どう思いますか?」と本人に返します。

 

質問の手順は、一般的に、全体質問をする→わかった人に手をあげてもらう→指名質問です。

 

インストラクター初心者が、ついしてしまう失敗として、「いきなり指名質問」をするということがあります。

つまり全体質問を飛ばして、座席が一番前で自分に距離的に近い参加者に質問することです。

「Aさんに質問があります」(参加者の心理としては、このとき、答えられなかったらどうしよう、どんな質問が来るのか不安、といった気持ちが一瞬にして起こります。

ここでいきなり「○○とはなんですか?」と質問してしまうと、特にこれが研修の最初だと参加者の不安は増長します。

そして、正解があって答えが間違っていたとしたら、心を閉ざしてしまうかもしれません。

 

質問は全体質問から指名質問、そしてやさしい質問から始めるということを覚えておきましょう。

【JMAMメールマガジン】

人材育成支援事業の情報や無料セミナーなどの情報をお届けしています。
登録された方は、資料を無料でダウンロード頂けます。

新規登録

関連記事

各社人材開発実践企業事例

  1. 日本軽金属株式会社

    アセスメント活用事例 Vol.4