言葉づかい

(1)インストラクターとしての話し方
インストラクターとして、いつも目的と責任を自覚し、参加者の立場に立ち、参加者が理解しやすい言葉で話すことが大切です。

研修中に起きている事実にフォーカスして、話を組み立てられるかどうかということもキーになります。

そして、参加者の反応を「ここまでよろしいですか?」など確認しながら話します。

また、具体例・比喩を入れて話すとわかりやすい話になります。

 

日ごろからたとえ話の材料を集めておき、メモしておくことによって、だんだんと参加者をひきつける話ができるようになります。

 

参加者の中には、インストラクターの話を聴き、色、形、人々の表情、風景など、視覚イメージを思い浮かべる人もいます。

また、インストラクターの言葉を聴きながら、その音や人々の声、発する言葉に反応する人もいます。

そして、そのときの感じ、感覚を追体験するように味わいながら聴く人もいます。

参加者は、一人ひとりそれぞれ優位感覚を持っていますので、体験・経験を語るときは、視覚・聴覚・体感覚(嗅覚・触覚・味覚)を織り交ぜて話す練習をすることも大切です。

 

 

(2)正しい日本語
また、インストラクターは、正しい日本語を使えるように、常にその技術を磨いていきたいものです。

 

一人称の表現は、「わたくし」「わたくしたち○○会社の社員は〜」が基本ですが、「わたし」も許容範囲です。

「ボク」「オレ」「アタシ」はやめましょう。

 

「わたくし」と話し出すと、自然に丁寧な言葉で結ぶことができます。

もちろん事例など、そのシーンをありありと再現するときは例外です。

 

 

(3)参加者が使ったとき指導したい言葉づかい
次に参加者が使った場合、指導してほしい言葉づかいの例をあげます。

 

特に新入社員研修を担当するインストラクターは、自分が参加者を尊重する言葉づかいをしてモデルを示すとともに、間違った言葉づかいをしたときには指導します。

たとえば、休憩後の再開のとき、「おそれいりますが、○○さん、後ろのドアを締めていただけますか?」とクッション言葉(おそれいりますが)を入れ、依頼形で話します。

 

「自分的」「アタシ的」の的、「〜の方」(方角、比較や、あえてぼやかして遠まわしい言う必要があるところ以外で使わない)、サ入れ言葉(「読ませていただきます」に不要なサを入れて「読まさせていただきます」)など、不適切な言葉に気づいたら指摘をしてください。

「やっぱ」「〜すよ」「そうすよ」なども指導したいケースです。

 

「昨日使ったヤツをもう一部もらえますか?」は、「昨日使った資料をもう一部いただけますか?」というように指導しましょう(「ヤツ」はものや人を乱暴に言う言葉)。

 

(4)言葉のくせ
「なくて七癖」といいますが、「あのー」「えっと」「まあ」「〜ね」などの言葉ぐせは、話をわかりにくくします。

聴き手が話の内容に集中できず、言葉ぐせが気になってしまうのは好ましくありません。

「あのー」と出そうになったら、「間」をとってみます。

 

また、考えながら話すと出てくるのが言葉ぐせです。

自信を持って話すためにも準備をし、言葉ぐせがないかチェックしてみましょう。

他の人に気づいたことを率直に指摘してもらうのも一法です。

 

基本的には、「ですます調で」「省略しないで」「最後まで話す」と心得ましょう。

講義中だけでなく、コメントを出すときなど、研修中すべての場面で、基本的に「ですます調」で参加者を尊重する言葉づかいを心がけます。

注意したい言葉づかい

 

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