ロールプレイングの手順

ロールプレイングの手順と要領を見ていきましょう。

(1)第一段階

目的と役割分担を決めます。
第一段階は、次の2つの段階に分けて考えるとよいでしょう。

①問題の想定

 目的—場面—役割を明らかにして役割を決めます。


②問題の分析

 目的—場面—役割を分析して、どう演技して問題解決を進めるかを決めます。


(2)第二段階

場面と役割が決まったら実際の演技に移ります。
各演技者は状況に最もふさわしいように、また自分の役割に最も適したように振る舞わなければなりません。
しかし、各人がどう振る舞うかは本人の自由です。
この点があらかじめ脚本がつくられている芝居とは非常に異なります。

 

(3)第三段階

ロールプレイングを分析しながら参加者全員で検討し、フィードバックを行います。

ビデオに撮り、映像に残すことも、とても効果があります。

ロールプレイングを再生し、また一時停止しながら確認し合うことができます。
リアルタイムで再生して、演技者自身が見ること、さらに他の参加者から、
その事実に基づいて、フィードバックをもらうことで、詳細なチェックをします。

 

(4)第四段階

前段階で得られたフィードバックを参考にして、再び実演を行います。
ただし、時間しだいでは、第三段階で終了し、まとめに移ってもよいでしょう。

また、プレイ中でも、次のような場合は中断するときがあります。
・だれてきたとき
・堂々めぐりになったとき
・演技者がいきづまってしまったとき
・場面が終結したとき

ロールプレイングを見終わったあと、学習の目的に合わせて討議を行います。
表現は、「簡潔に、はっきりと」を心がけましょう。

ロールプレイング終了後、インストラクターはそのまとめを行います。

 

(5)ロールプレイング実施の際のポイント

道具立て、舞台の用意をしましょう。
新入社員研修で、ビジネスマナーを教える場合、名刺交換なら、名刺があるつもりより実際にあったがよいものです。
舞台を凝ってつくる必要はありませんが、実際場面に近い形を整えましょう。

また、研修室にあるものは何でも活用し、工夫してみてください。
来客応対と他社訪問、お客さまとの商談場面、お客さまへの接客場面、上司と部下の面談など、
いろいろな場面設定では、工夫することで参加者の気持ちをより現実の実際場面に近いものにします。

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