教育研修の「PDCA」を回す

ビジネスでは、仕事そのものの質を高めるためには、「PDCAサイクル」をきちんと回すことが重要です。

社内インストラクターの仕事でも、基本的な仕事の進め方と考え方は変わりません。
いままでで述べてきたのは、PDCAの「D」の社内インストラクターとしての知識やスキルを高めることでしたが、「D」の質だけを高めても、仕事全体の質は高まりません。

社内インストラクターであるあなたは、社内インストラクターという以前に、何らかの組織に所属しているわけですから、「D」だけで組織に貢献しようとすると、自分自身の役割範囲をかなり狭めてしまうことになります。

たとえ、「D」だけを役割として組織から与えられている場合でも、自分の社内インストラクターの仕事の質を高めるためにはPとC、Aへの取り組みは欠かせないので、主体的に関わるようにしてください。

では、教育研修のPDCAサイクルを回すということはどういうことでしょうか。
あなたの組織には、人事戦略やそれに基づく社員の教育方針があるはずです。
当然、教育研修はそれらと整合性を持った内容でなければなりません。
また、組織は組織の将来を担っていく人材や業績に貢献する人材を育てるために投資をしているわけです。
その投資に見合った、または投資を回収できる教育研修の内容なのかをきちんと把握し、もしそうなっていなければ、それを是正する必要があります。

これらの一連のプロセスが教育研修のPDCAサイクルを回すということに他なりません。
社内インストラクターとして「D」だけで自己満足していては到底組織貢献をしているとはいえません。
組織に所属する限り、組織貢献することが求められるのです。

 

さて、この教育研修のPDCAサイクルの「P」の部分をきちんと行うために有効なツールが3つあります。

このツールは、社内インストラクターにとって『三種の神器』と言っても過言ではありません。
三種の神器の1つめは『教育研修コース設計仕様書』、2つめは『教育研修コースマップ』、そして3つめは『教育研修構成表』です。
また、「C」「A」をきちんと行うために必要なのが「教育効果の測定」という考え方です。

これらを順を追って述べていきましょう。

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