名前を覚え、呼ぶ

参加者に関心を示すことはとても重要です。

まず名前を覚えて、呼びましょう。

「胸名札」「机上名札」をつけてもらいますが、コミュニケーション、コーチング等、動きを伴う研修の際は、「胸名札」をおすすめします。

事前に準備しておいたり、その場で書いてもらったりすることもあります。

企業内研修の場合、所属と名字を書くのが一般的です。

インストラクターも自己紹介の際にホワイトボードに自分の名前を「浦山孝子」と書き、「うらやまたかこ」というようにふりがなをふります。

また、「浦山さんと呼んでください」など、呼び方も言い添えてみてください。

研修を運営する事務局の担当者が「浦山先生」と呼んでいると、参加者が「さん」とは呼びにくい場合もありますので、「浦山さん、浦山先生どちらでもいいです」ということもあります。

机上名札縦の作り方
インストラクターは、テーマによって、自分より役職が上、立場が上の方たちを参加者に迎えることもあります。

管理者研修で、部長・次長・課長などさまざまな役職の人が参加する場合、「今回の研修では、役職ではなく『さん付け』で呼びます。よろしくお願いいたします」とことわりを入れることも大切です。

参加者は、私たちを「インストラクター」、つまりなにがしかのトレーニングの先生だと思ってやって来ますが、心配することはありません。

今日はインストラクターという「ポジション」を担当していることを自覚してください。

もちろん、参加者の役職、肩書きを尊重することは重要です。

また、呼びかける際には実際の名前で呼ぶことを心がけましょう。

「すみません」と、とおりすがりの人のように呼ばれると淋しいものです。

また、「一番後ろの方」と呼ぶのではなく、「田崎さん」「大川さん」と名前を呼ぶことで、参加者一人ひとりと信頼関係のベースをつくっていきます。

読み方が難しい場合、名札はふりがなをふって作成します。

河野さん、「かわのさん」なのか「こうのさん」か、桃原さん「ももはらさん」なのか「とうばるさん」か、名前を正確に呼ぶことは、参加者一人ひとりを大切にすることにつながるからです。

M社の研修担当者「上かみ手てさん」は、珍しい苗字なので、自ら名刺にふりがなをふっていらっしゃいました。

名前の呼び方

さて、名前を呼ぶこととともに重要なのが、名前を覚えることです。

「名前をなかなか覚えられなくて。どうしたら名前を覚えられますか?」という質問をよくいただきます。

まずは、「そちらの方」や「次の方」という言い方ではなく、ジェスチャーを添えて「林さんお願いいたします」「木村さんお願いいたします」などと、しっかりと名前を呼びます。

呼ぶと記憶(聴覚に音として)に残りますし、インストラクターが名前を呼ぶことにより、参加者も互いに名前を覚える、お互いに名前を呼び合う、一助になっていきます。

座席表・名札を見て、視覚情報として覚えることもよい方法です。

さらに、ずっと中央の前で立ち位置をキープするのではなく、参加者に近づいて名前を呼んで発言を促すことも重要です。

そして、その参加者の全体像(男性、おしゃれなメガネをかけている、髪は短め、体格がよく存在感あり・・・など)を捉えます。

研修初日は、手を挙げて発言する際、またグループ代表として発表する際は、名乗っていただくことをお願いしてもよいかもしれません。

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